ヒハツと腹巻が深部体温の低下による下痢症状に効果があると実感したため、まだ完治には至っていませんが、記事を書くことにしました。
ここ数年、私はIBS(過敏性腸症候群)と思われる下痢に悩まされてきました。病院での検査では明確な原因は分かりませんでしたが、最近、自分で一つの原因を見つけたように思います。それは「内臓の冷え」、つまり「深部体温の低下」です。手が冷たい中、お腹を触るとさらに冷えを感じ、この深部体温の低下が消化器系の機能低下を招き、下痢や消化不良を引き起こしていると気づきました。
下痢の原因(深部体温の低下)
・アイスクリームの習慣化:3年前くらいに仕事を変わったのですがストレスフルな職場だっためか、夕飯後にアイスを食べる習慣を1年くらい続けました。これが良くなかった。
・筋肉量の減少と運動不足:これまで3~4回/週でフィットネスクラブに行っていたが、引っ越しを期に回数が激減、さらにコロナの影響で全く行けなくなり、筋肉が急激に衰えた。
・温度の低いお風呂の利用:引っ越して「追い焚き機能」でなくなくなったのと熱い風呂は体に良くないという話を思い、温めの風呂に入るようになった。
1.ヒハツサプリを服用
まだ1ヶ月くらいですがヒハツサプリを昼に1錠、夜に1錠、たったこれだけ次の日から手のひらに内側から血管に圧力がかかり、熱を帯びて来たような感覚、実際に冷たかった手の平、手首あたりの温度があきらかに上がっている、動きも良くなって来た!お腹を触るとお腹の温度も温かくなっている、日々良くなっている実感があります。
*:生姜、シナモン等を試した事はありますが、私にはあまり効果はありませんでした。
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ヒハツ(Piper longum、長胡椒)は、伝統的なアーユルヴェーダ医学で使われるハーブで、様々な健康効果が認められていますが、一方で副作用の可能性もあります。
ヒハツの効果
- 消化促進: 消化酵素の分泌を促し、消化を助ける効果があります。
- 代謝の改善: 体温を上昇させ、代謝を促進する効果があります。
- 抗炎症作用: 抗炎症特性により、炎症を抑制する効果があります。
- 呼吸器系のサポート: 呼吸器系の問題に対する支援作用が認められています。
- 鎮痛効果: 軽度の痛みを緩和する効果があるとされています。
- 免疫力強化: 免疫システムのサポートに役立つとされています。
ヒハツの副作用
- 胃腸の不快感: 過剰摂取すると胃や腸に不快感や刺激を与える可能性があります。
- アレルギー反応: ヒハツに対してアレルギーを持つ人は、使用を避けるべきです。
- 妊婦や授乳中の女性: 妊娠中や授乳中の女性は、ヒハツを使用する前に医師のアドバイスを求めるべきです。
- 薬物との相互作用: 既存の医薬品と相互作用を起こす可能性があります。
- ヒハツを使用する前には、特に持病を持つ場合や他の薬を服用している場合は、医療専門家に相談することが重要です。
- ヒハツは自然療法の一部であり、医学的治療の代替ではないことに留意してください。
ヒハツはその健康効果により注目されていますが、使用に際しては適切な量を守り、個人の健康状態に配慮する必要があります。
2.腹巻
薄手の腹巻なのでお腹がポッコリ出る事も無く、これを巻くことにより、お腹周りから体全体の体温が上がっている実感があります、特に急な下痢症状は殆ど無くなり、通勤の時に不安感は大幅に軽減されました。
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3.コアな筋肉を鍛える
腸腰筋、腹直筋、腹斜筋、横隔膜とか腹巻を巻いている箇所をフォーカスして筋トレというか、コアマッスルが復活するような運動しています。
ヒハツサプリと腹巻は、下痢症状の改善に非常に効果的であると個人的には感じています、とにかくポカポカと体が暖かい!ですがこれはあくまで暫定的な対策です。最終的には、コア筋肉を鍛えることで、これらのサポートなしに日常生活を送れるようになることを目指しています。今後2〜3ヶ月でどのような変化があるのか、改めて報告したいと思います。
Appendix: IBS(過敏性腸症候群)と他の温活スパイスについて
他の温活スパイス
ヒハツ以外に温活効果があるとされているスパイスを紹介します。
生姜とシナモンは試しました。
- 生姜 (Ginger)
- 効果: 体を温める、消化促進、抗炎症作用。
- 利用方法: 飲料(生姜湯、生姜紅茶)、料理(炒め物、スープ)。
- シナモン (Cinnamon)
- 効果: 血流改善、消化促進、抗炎症作用。
- 利用方法: デザート、飲料(シナモンティー、コーヒー)、朝食(シリアル、オートミール)。
- カイエンペッパー (Cayenne Pepper)
- 効果: 体温上昇、代謝促進、疼痛軽減。
- 利用方法: 辛い料理、マリネ、ドレッシング。
- ターメリック (Turmeric)
- 効果: 消化促進、抗炎症、抗酸化。
- 利用方法: カレー、スープ、ハーブティー。
- クローブ (Clove)
- 効果: 抗炎症作用、抗菌作用、鎮痛作用。
- 利用方法: ベーキング、スパイスミックス、飲料(ホットワイン、ティー)。
- アニス (Anise)
- 効果: 消化促進、抗菌作用、呼吸器サポート。
- 利用方法: デザート、パン、リキュール。
- ニンニク (Garlic)
- 効果: 免疫力強化、抗菌作用、血圧調整。
- 利用方法: 炒め物、ソース、マリネ。
- フェンネル (Fennel)
- 効果: 消化促進、利尿作用、腹痛緩和。
- 利用方法: サラダ、スープ、魚料理。
- カルダモン (Cardamom)
- 効果: 消化促進、呼吸器サポート、抗炎症。
- 利用方法: ベーキング、チャイ、カレー。
- アシュワガンダ (Ashwagandha)
- 効果: ストレス軽減、免疫力強化、エネルギー向上。
- 利用方法: サプリメント、ハーブティー。
これらのスパイスはそれぞれ独自の温活効果を持ち、多様な料理や飲料に利用することができます。これらを上手に取り入れることで、日々の食生活にバリエーションを加え、健康をサポートすることが可能です。
腹巻の健康効果
腹巻を使用することによる温活(体を温める活動)には、様々な健康上のメリットがあります。以下にその主な効果を紹介します。
- 免疫力の向上: 専門医によると、腹部を温めることで免疫力が向上するとされています。これは、体温の維持が免疫系の機能を高めることに寄与するためです。
- 美肌効果: お腹を温めることは、肌の健康にも良い影響を与えるとされています。これは血流が改善されることにより、皮膚への栄養供給が促進されるためかもしれません。
- ダイエット効果: 腹巻を使用することで体温が上昇し、基礎代謝が高まるとされています。基礎代謝の上昇は、体重管理やダイエットに役立つ可能性があります。
- 肌荒れ予防: 体温が適切に維持されることで、肌荒れの予防にもつながる可能性があります。
- 不眠の改善: 体温の調節は、快適な睡眠にも寄与するため、腹巻は睡眠の質の向上にも役立つかもしれません。
- むくみの解消: 血流が改善されることで、体内の水分バランスが最適化され、むくみの解消に効果があるとされています。
- お腹のトラブル改善: 内臓を温めることで、お腹周りの不調や消化器系のトラブルが改善される可能性があります。
- 生理痛の緩和: 体温が適切に管理されることで、生理痛の緩和にも役立つとされています。
この記事は私の個人的な体験に基づいており、すべての人に同じ効果があるとは限りません。ここで紹介する方法を試す場合は、個人の責任のもとで行ってください。また、健康上の問題がある場合は、専門家の意見を求めることをお勧めします。
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